田辺市で新築注文住宅/マイホーム/リフォーム/リノベーションをお考えなら【A-style株式会社】TFウォール

12月も始まり、もう今年が終わりに近づいてきました。

ブログ久々の投稿になりますが、今回は建築業界で注目されている“TFウォール”について投稿します。

“TFウォール”とは、ブロック塀に替わる安心・安全な壁のことです！

ブロック塀が倒壊する原因についての説明をしていきます。

 

ブロック塀の劣化による倒壊

ブロック塀には耐用年数があり、手入れがされている厚さ15cmのブロック塀で30年程度、厚さ12cmで15年程度、厚さ10㎝で12年程度と言われているそうです。
ですがこれは手入れをした場合の年数💦手入れがされていない場合、当然目安よりも早く劣化が進んでしまいます。

なぜブロックは劣化するのでしょうか？劣化の原因は、ブロック塀を固めているモルタルの『中性化』という現象が関係します。

モルタルの中性化とは
コンクリートの原料であるセメントの成分は、水が加えられて水和することによって強アルカリ性となります。これが通常の状態です。空気中の二酸化炭素がコンクリートの表面に接触すると化学反応を起こし、コンクリートがアルカリ性を失って次第に中性へと変化してしまいます。これが「中性化」つまり、空気がある場所では必ず中性化が進行してしまいます。中性化が進行すると、ひび割れが起きます。そしてひび割れの部分からブロック塀の内部に雨水が入り、鉄筋がさびたり、腐食が起きます。腐食が進むとブロック塀の強度が下がり、破損したり倒壊したりする恐れが出てきます。そうならないために、度重なるメンテナンス（防水処理）や点検が必要となってきます。

 

地震によるブロック塀倒壊

地震によるブロック塀倒壊の痛ましいニュースも…
日本は地震大国と言われています。

まさか倒れることはないだろうと思われているブロック塀も倒れる危険性があり、万が一倒れた場合には命の危険を伴います。

 

耐震基準を満たしていないブロック塀

ブロック塀の高さ、厚さ、控え壁はあるか、基礎・鉄筋の有無など、建築基準法による耐震基準がありますが、それを満たさないブロック塀が多いのが現状です。
みなさまの周りにあるブロック塀は耐震基準を満たしていますか？
地面下の基礎部分や、塀の中の鉄筋部分は見えませんが、お子様が通る通学路などは目に見える範囲内でチェックしておきたいですね。
もし鉄筋の錆びによって表面が汚れているブロック塀があった場合は、危険ですので近付かないようにしてください。
2016年に起こった最大震度7の熊本地震では、倒壊したブロック塀の約9割が耐震基準を満たしていなかったとのことです。恐ろしい現実💦
 

ブロック塀のひび割れは確認できても、ブロックの中や地中の状態の確認はできないため、見た目ではブロック塀の強度を判断することはできません。これらの現状を踏まえ、安全を追求して開発されたのが『TFウォール』です。

 

 

和歌山県田辺市の工務店A-style株式会社は『TFウォール』認定販売店です。

ブロック塀については田辺市の補助金もありますので、お気軽にご相談ください。